結婚で後悔しないために!婚約前に男性と確認すべき価値観とは?

結婚で後悔しないために!婚約前に男性と確認すべき価値観とは?

お付き合いをして三年目、そろそろ結婚を……。

そんな風に考えているカップルも多いことでしょう。
付き合ってきた期間が長ければ長いほど、相手に対する安心感は盤石なものと思えますよね。

この人とならこの先もずっと一緒にいられるはず!
そう思って結婚を急かそうとしている貴方はちょっと待って!

お付き合いや同棲で長く一緒にいたとしても、結婚となるとこれまで見てこなかった相手の部分や、お互いの家族のこと、お金のこと……。
結婚というステップに進むことができる相手かどうか、お互いの価値観を確認しておく必要があります。

今回は結婚で後悔しないために、婚約前に確認すべき価値観についてご紹介します!

○どこにお金をどれだけかける?金銭感覚

結婚するとお互いの稼ぎでライフイベントへ対応していかなければなりません。
家賃であったり、生活費、貯金、そしてお互いの趣味など……。
特に貯金については、よく確認する必要があるでしょう。

例えばマイホームは一軒家を建てるのか?マンションを買うのか?
それとも賃貸物件を借り続けるのか?
子供は作るのか?何人作るべきか?学費はどこまで予想して金策するか?
更には老後の介護資金。
そしてお互いがどうしても譲れない趣味であったり、ライフワークに対する資金配分など。

この価値観が合わずに離婚に発展するカップルは大変多いです。
例えばあなたが家族設計をしっかりしたくても、相手は二人で海外旅行や、趣味を充実させる生活を望んでいるかもしれません。
お金には限りがありますし、ライフイベントを考えると上記の両立は難しいでしょう。

相手との結婚を考えるなら、まずはお金の優先順位を確認しましょう。

○家族設計は一致してる?出産・育児について

続いて確認していきたいのは、将来の家族設計です。
先ほどもお伝えしたように、家族設計はライフイベントの中でも最もお金がかかります。
それだけではなく、子供が欲しいとなった場合は奥さんは一定期間働くことができなくなりますから、旦那さんの収入を考えていつ頃子供を作るのがベストなのか。

また、二人目も考えたいのであれば、双方の健康状態、金銭的な事情、育児に割ける時間などを考慮して、一人目からのタイミングから合わせて検討しなければなりません。

特に妊娠~出産直後は予想外の体調不良が多いですし、奥さんが満足に家事をこなすことができない状況は免れません。
共働きだった場合は旦那さんにかかる経済的負担は多くなりますから、仕事も手が抜けないことでしょう。

ただし、それでも奥さんの体の調子はお腹の赤ちゃん・生まれてきた赤ちゃんに影響が出ますから、しっかり理解しあって育児をすることができるのか。

もし家事ができない時は分担しあえることができるのか。
そういった「もしも」を考えてしっかり家族を増やすにあたって、リアルな問題をお互いのこととして理解しあう必要があります。

特に男性は妊娠~出産を経験できませんから、この間の夫婦間の認識の差は大きく、問題に発生するケースは少なくありませんから、しっかり確認しあうようにしましょう。

○マイホーム?それとも賃貸?住居について

住居についても冒頭の金銭感覚についてでも触れましたが、こちらも重要です。
マイホームを持つのか、マンションを買うのか。
それだけでも蓄えるべき貯蓄額は変わってきますよね。

はたまた、旦那さんのお仕事によっては賃貸のほうが都合いいこともありますよね。
例えば転勤が多く、転勤先に社宅や社員寮があるのであれば、マイホームを買ってしまうのも勿体ない……と感じることもあるわけです。
はたまたそういった住居自体の問題だけではなく、新婚の部屋を探すにしてもお互いの通勤についての認識は共有することが大事です。

あなたは通勤圏内が30分以内が良かったとしても、旦那さんがそれにより極端に遠くなるのであれば、話し合いが必要ですよね?

もしくは旦那さんは実家に戻ってご両親との同居を望んでいるかもしれません。
そういった面も含めて、二人の愛の巣についてはじっくり話し合いましょう。

○お互いの両親・家族について

避けては通れないのが、今後のお互いの家族について。

特に女性は相手の籍に入るわけですから、相手の家族についての理解は十分に必要でしょう。
個人的な見解ですが「彼のことは好きだけど、向こうの親御さんとは仲良くできない」と感じる場合は結婚生活で、必ずといっていいほど苦痛を感じるそうです。

何故かと言えばお盆・年末年始はそれぞれの実家ではなく、高確率で旦那さんのご実家に帰ることとなります。
それも何日間か滞在しますし、お盆なら土地の風習にもよりますが迎え盆・送り盆の準備をお姑さんと行いますし、年末年始は親戚のご挨拶に出向いたり、お節料理を作ったり、お正月の来客対応などなど……お嫁さんはてきぱき自分から率先して行う立場にあります。

勿論今は結構自由な時代ですし、そんなことない家庭も多いかもしれません。
しかしながら、いまだに「お嫁さんが中心に働くもの」という認識が残る土地もありますから、できれば連携を最も取るお姑さんとの仲は良いに越したことはありません。
はたまた、将来的には旦那さんのご両親と同居する可能性もあります。
その場合、どちらかに介護が必要となった場合。それはお嫁さんの仕事となります。

ご自身の両親にも介護が必要となった場合は、二足の草鞋もきついでしょう。
その時の介護はどうするか。施設に頼むのか、デイケアにお願いするのか……。

お金のかかることでもありますし、家族のことですから人間関係としても繊細な問題です。

お互いの家族はどんな家族なのか。そして、その家族に起きるかもしれない「もしも」について、結婚が具体的になった段階でしっかり話し合うことをお勧めします。

○お互いの仕事、これからどうなる?

昔は男性が働き、女性が家を守るというのが普通の時代でした。

ですが、最近は夫婦共働きが普通ですので、女性も結婚してからもしばらくは働いたままのことが多いですよね。
なかにはこのまま仕事を続けていきたい方もいるでしょう。

しかし男性の中では共働きは続けつつも、早めに奥さんには家にいてほしいと考える男性も一定数います。
思い入れがあり仕事を続けたい女性もいらっしゃいますから、ライフイベント(出産・育児)についても含めて、ご自身の今後のキャリアプランについても結婚前に話しておきましょう。

この点については家族との同居や、家族設計、金銭面とかなり連動しますので、最もかかわりが深そうなテントからめて話すといいでしょう。

価値観が全て会う人はいないからこそ…

さて、ここまで価値観の重要さを説明してきましたが、全く自分と合致する恋人はいません。きっとどこかしらで価値観の相違が生まれることでしょう。
そこであまりにも価値観に乖離が生まれるようであれば、結婚相手として再検討すべきとは思いますが、一つや二つの差であれば、双方の折り合いのつくところはどこかをお互い考えてみるように努力してみるのもいいかと思います。

何故なら結婚生活はそれの連続ですから、その話しを真剣に取り組んでくれる彼なのか、自分ばかりが折れなければならないのか、など。
対話から見えてくる部分もきっと多くあります。

そういった意味も含めて、是非、すぐ結婚!と急がずに話し合いの時間を持ってみてくださいね。
皆様の結婚に幸あれ!